笑い話で終わった下仁田ネギ(市民農園)
2014/10/28(火)
外は雲ひとつない快晴なのですが、日中は北風の強い寒い1日でした。
市民農園で栽培しているネギが、何モノなのか3日前の記事に載せましたが、
その続編です。
これは下仁田ネギではない!?!?

市民農園で種から1年越しで栽培しているネギ・・・、
群馬の相棒から「下仁田ネギ」の自家採取種だと言って分けてもらったタネ
から苗を作り、春に定植して育ったネギです。
最近になって、このネギは下仁田ネギではないということが分かってきました。
いっこうに太くならないのです(笑)
なぜ自家採取した種から違う野菜ができてしまうのか・・・???
種そのものについては全くの無知なので、調べてみました。
自家採取といっても最初は購入した種から野菜を作り、その野菜から種を採種
しますよね。
その購入する種は、ほとんどがF1種
F1種とは?
・訳すと「雑種一代」、交配によって作られた新品種の一代目の種です。
・種袋に「××交配」と印刷されてればF1種です。
・この種は一代限りです。一代目の野菜が人間が意図したとおりの野菜で
あればそれで使命を果たします。その野菜から二代目以降が生まれるこ
とは保障してません。
・例えばその野菜から種を採種して二代目を作ろうとしても、
親とは全く違った形姿や性質をもっている別の野菜ができてしまいます。
F1はF1止まり、すなはち一代限りで終わる種なのです。
昔はその地域で固有に存在していた伝統的な品種(固定種、伝統種)だった
ので、自家採取種で野菜を作ってました。
F1種が普及してから、農家は自家採取を止め(やっても意味がない)
種メーカから購入することになりました。
伝統野菜が減ってきたのはその辺の理由のようです。
他に、畑の中での自然交配という現象もあります
固定種を育てて種を採ったとしても、周りにF1種などがあると花粉が飛んで
きて交配してしまい、似ても似つかぬ野菜になることがあるそうです。
固定種だけで何年も続けるのは不可能のようです。
また自然交配でF1種が元の姿に先祖帰りする現象もあるそうですよ。
群馬の相棒から送られてきた写真を紹介します。
(1)辛味ダイコンが赤ダイコンに変身(自家採取種)

形状は辛味ダイコンですが、白いはずなのが赤く変身したようです。
これは自然交配でしょうね。
(2)赤玉ねぎが白玉ねぎに変身(購入苗)

赤玉ねぎの苗50本を買って植えたはずなのに、1本だけ白玉ねぎが出て
きたそうですが、乾燥させていたら溶けた(腐った)そうです。
これは種屋さんか苗屋さんのミスが考えられますね。
赤だと思って栽培してたら、白が出た! これはビックリしますよね(笑)
以上のように、種は変身することがあるということが良く分かりました。
<結論>
市民農園で育ててるネギは化けた!!!
1年がかりで下仁田ネギと思い込んで世話していた野菜が、ただの1本ネギ
に化けてしまったようですね・・・、
とんだ笑い話で終わりました。
今度「下仁田ネギ」を栽培するときは種屋さんで購入します(笑)
ただ、先日焼きネギにして食べた味は「下仁田ネギ」に近かったので、
姿かたちは違っても、味だけは引き継いでくれてるのでしょうか(笑)
<追記>
家内が今晩は鍋にするというので、早速畑へ行ってネギを採ってきました。

味をじっくり吟味したいと思います(笑)
今日の記事、ポチッしてもらえばさらに元気になります→
市民農園で栽培しているネギが、何モノなのか3日前の記事に載せましたが、
その続編です。
これは下仁田ネギではない!?!?

市民農園で種から1年越しで栽培しているネギ・・・、
群馬の相棒から「下仁田ネギ」の自家採取種だと言って分けてもらったタネ
から苗を作り、春に定植して育ったネギです。
最近になって、このネギは下仁田ネギではないということが分かってきました。
いっこうに太くならないのです(笑)
なぜ自家採取した種から違う野菜ができてしまうのか・・・???
種そのものについては全くの無知なので、調べてみました。
自家採取といっても最初は購入した種から野菜を作り、その野菜から種を採種
しますよね。
その購入する種は、ほとんどがF1種
F1種とは?
・訳すと「雑種一代」、交配によって作られた新品種の一代目の種です。
・種袋に「××交配」と印刷されてればF1種です。
・この種は一代限りです。一代目の野菜が人間が意図したとおりの野菜で
あればそれで使命を果たします。その野菜から二代目以降が生まれるこ
とは保障してません。
・例えばその野菜から種を採種して二代目を作ろうとしても、
親とは全く違った形姿や性質をもっている別の野菜ができてしまいます。
F1はF1止まり、すなはち一代限りで終わる種なのです。
昔はその地域で固有に存在していた伝統的な品種(固定種、伝統種)だった
ので、自家採取種で野菜を作ってました。
F1種が普及してから、農家は自家採取を止め(やっても意味がない)
種メーカから購入することになりました。
伝統野菜が減ってきたのはその辺の理由のようです。
他に、畑の中での自然交配という現象もあります
固定種を育てて種を採ったとしても、周りにF1種などがあると花粉が飛んで
きて交配してしまい、似ても似つかぬ野菜になることがあるそうです。
固定種だけで何年も続けるのは不可能のようです。
また自然交配でF1種が元の姿に先祖帰りする現象もあるそうですよ。
群馬の相棒から送られてきた写真を紹介します。
(1)辛味ダイコンが赤ダイコンに変身(自家採取種)

形状は辛味ダイコンですが、白いはずなのが赤く変身したようです。
これは自然交配でしょうね。
(2)赤玉ねぎが白玉ねぎに変身(購入苗)

赤玉ねぎの苗50本を買って植えたはずなのに、1本だけ白玉ねぎが出て
きたそうですが、乾燥させていたら溶けた(腐った)そうです。
これは種屋さんか苗屋さんのミスが考えられますね。
赤だと思って栽培してたら、白が出た! これはビックリしますよね(笑)
以上のように、種は変身することがあるということが良く分かりました。
<結論>
市民農園で育ててるネギは化けた!!!
1年がかりで下仁田ネギと思い込んで世話していた野菜が、ただの1本ネギ
に化けてしまったようですね・・・、
とんだ笑い話で終わりました。
今度「下仁田ネギ」を栽培するときは種屋さんで購入します(笑)
ただ、先日焼きネギにして食べた味は「下仁田ネギ」に近かったので、
姿かたちは違っても、味だけは引き継いでくれてるのでしょうか(笑)
<追記>
家内が今晩は鍋にするというので、早速畑へ行ってネギを採ってきました。

味をじっくり吟味したいと思います(笑)
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