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白さび病について調べてみました

2014/10/22(水)
今朝の気温は16℃でしたが、日中は14℃に下がる妙な天気でした。
小雨が降ったり止んだりの肌寒い1日で、明日も同じような天気らしいです。

グループ菜園の日なのですが、雨で中止になったものでネタ切れになってし
ましました(笑)


そこで、市民農園のコマツナが白さび病にかかって撤収したとこを報告しま
したが、「白さび病」について詳しく調べてみました。

私の経験上、コマツナを栽培すると決まってこの病気が発症します。
予防とか対処方法をまとめますので、この病気で困っている方はご参考にし
てください、

先ずは白さび病とは・・・???
141020_085454_convert_20141022134908.jpg
葉っぱの裏に、白い斑点が出てきます。

ハクサイ、カリフラワー、カブ、ダイコン、コマツナなどのアブラナ科野菜の
葉っぱに白い斑点が出るのが特徴です。

赤さび病と言うのもありますが、これはネギなどに赤い斑点が出るのが特徴で、
病原菌はカビ菌で、お互いに異なるカビ菌です。
普通、さび病と言ったらこちらを差します。


<発生時期>

白さび病の発生時期は、4月~6月と9月~11月

雨が多い春の梅雨や秋の秋雨に、低温で多湿の状態が長く続くと白さび病が
多発します。 (まさに今ですね!)


<発生傾向>

アブラナ科の連作が多いと発生しやすく、前年の菌が土壌に残っていると
雨や水遣りでの泥の跳ね上げでも感染します。

→発生した箇所にはアブラナ科を避ければ良いのですね。

ダイコンとコマツナ(ハクサイ、カブ)はカビ菌が異なるので、双方での伝染
は起きない。

→コマツナからカブは確かに伝染したが、ダイコンには伝染しないようです



<対処方法>

・白さび病にかかった葉は早めに摘葉する。
 →拡大を防ぐ!

・白さび病にかかった葉は必ず畑の外で処分しましょう。
 →伝染します!

・畑の水はけを良くすることで白さび病を予防できます。
 →カビは湿気を好みます

・日光不足と風通しが悪くならないようにしましょう。
 →株間を十分とって、早めに間引き収穫した方が良さそう

・ポリマルチなどで灌水時の泥はねによる感染を防止しましょう。
 →マルチの上はいつも綺麗にしておくことですね

・連作を避けるようにすることで白さび病を予防できます。
 →もしも土壌に菌が残っていてもアブラナ科がないと菌が繁殖出来ない。

・収穫後の土中の株は病原菌の越冬場所となるので必ず除去しましょう。
 →根っこもきれいさっぱり片付ける!


カビ菌の胞子が風に飛んで、近くの畑のアブラナ科野菜に伝染するそうなので、
早めの対処が必要ですね。

市民農園では前に借りていた人が何を作っていたかなんて分かりません。
白さび病が発生していたなんて、知ることができません。
伝染するリスクは非常に高いですね。

それでも無農薬栽培に全力投球です(笑)

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プロフィール

Author:畑のジッチ
小さな菜園での野菜作りが今年で11年目を迎えます。
有機・無農薬栽培での野菜作りから、美味しい野菜ができる喜びを沢山味わいながら、ブログで楽しく報告していければと思っております。
運動不足の解消のため、バードゴルフを始めました。

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